ソフトバンク、トヨタの提携記者会見の所感!~じんじぶ~
ついに来ましたね~。
日本のNO.1であるトヨタ
日本のNO.2であるソフトバンク
この2社がモビリティ領域において手を組むというのは時代のうねりを感じざるをえません。
以前から自動車、モビリティ分野に興味のある俺としては非常に興味深い出来事でした。
自分なりの考えを記しておこうと思います!
目次
・ソフトバンクはさすがにうまい。
・私たち一般人への影響は?
ソフトバンクはさすがにうまい。
ソフトバンクは、トヨタよりも先にウーバーやグラブに出資し、筆頭株主となっています。
その後トヨタもウーバーやグラブへ出資しましたが、そこに目を付け、行動に移すスピード感として、同じ車業界であるトヨタよりもソフトバンクの方が上だったわけですよね。
そして、ソフトバンクは3000億円もGMの自動運転事業に出資しています。
今回のトヨタへの出資額とは雲泥の差です。
ソフトバンクとしては、日本国内のモビリティサービスの覇権はトヨタで取り、アメリカでの覇権はGMで取りに行くという構想も成り立つし、そのどちらかが両方を席巻しても良い。
さらに、両者が手を組んで、グーグルやテスラなど、自動運転事業を推進している会社と渡り歩く、及び打ち負かしてもうまみがあるわけです。
一方、トヨタは今後総合サービスカンパニーになっていくと思われるけど、そのプラットフォームとしてソフトバンクに頼らざるを得ない。
GMにも同じことが言える。
時価総額ではトヨタが上回りますが、今回の提携はソフトバンクの群戦略の中にトヨタがあてはめられたと考える方が自然なのではないかと思います。
会見中でもトヨタの方からソフトバンク側に打診したと述べられていましたしね。
日本はトヨタとソフトバンクが言えばそうなるでしょ。
日本のトップ二つの企業が「今後自動運転で移動サービスを提供しますよ」と決めてしまえば、もはや日本はすなる道しかないでしょう(笑)
だって誰がたてつくことできるんですか。
まあ俺はたてつくつもりとかないし、早くすべての車が自動運転になってほしいと思ってるからそれでいいんですけど。
この2社の特徴は、自分たちの立ち上げたビジョンを実際に実装できる力が他社と比べて段違いだということです。
この2社は時代の流れを読む力は勿論ですが、時代の流れを作り出せる立場にあるんです。
当たり前かもしれませんが「これからは自動運転のモビリティが人やモノやサービスを運ぶ時代が来るのかなぁ~」とかいう時代予測ではなく「そういう時代にします」という宣言なんですね。
つまり既定路線となったということです。
そして、日本がそうなるということは、世界も勿論そうなっていくと思いますし、アメリカにはグーグルやテスラなど自動運転、電気モビリティの強豪企業がたくさんありますので、むしろ日本より先に実装されると予測できます。
また、日本で自動運転モビリティが一般化するためには、法整備が必要となります。そこに関しても、この2台巨頭が手を組んで動くとあれば、政府も早急に対応せざるを得ないと考えられます。
どちらにしても、自立走行型モビリティが当たり前の社会が来る!ということが既定路線となったということです!
私たち一般人への影響は?
ってことになると思うんですけど、これは人生を自分のものにする上で非常に重要な問いかけだと思います。
なぜなら、考えようによってはこの大激変はビジネスチャンスの宝庫になりうるからです。
例えば、インターネットが世界中で普及することを20年前に予見していた人は相当数いるでしょう。
ですが、そこに対してアクションを起こした人は果たしてどれだけいるでしょうか。
ビジネスチャンスを見出して、アクションを起こすことでこの大きな波を力に変えることができるのではないでしょうか!?
自立走行型モビリティが普及すると起こりうることを考え付く限りで挙げてみます
・タクシーいらないよね
・カーナビいらないよね
・自家用車所有する必要ないよね
・運転免許いらないよね
・事故がほとんど起こら無くなれば、自動車保険いらないよね
・車の台数減るし、道路とか車線少なくて済むよね
・交通関係の警察官少なくて済むよね
・駐車場いらないよね
もっとあると思いますが、こんな感じですかね。
こういう風に列挙するとまるで仕事がなくなる人が大量発生するだけに思えます。
ですが、ここで逆張りして、ビジネスチャンスも見て、活用したいですよね。
例えば、自分でモビリティを保有して、貸し出せば、勝手に動いてくれて何もしなくても収益を生んでくれます。
3台所有して1台が1日に2万円の利益を上げてくれれば万々歳ですよね。
また、駐車場が必要なくなったり、道路が少なくて済むようになると、日本は特に狭いので、活用できる土地が改めて生まれる事にもなります。
そこも活用できますよね!
このタイミングで改めて将来どういった社会になっていくのかを考え、その時に自分がどう立ち回るのかを整理してみることもいいのかもしれません。
単純に未来の事考えるとワクワクもしますしね(笑)
では!